職場、学校、家庭など、日常生活を送る上で他の人と関わる時、「良いコミュニケーションがとれたな~」というときもあれば、「なんかイライラしちゃったな」「一方的に言っちゃったな」など、コミュニケーションが上手くいかない時もあると思います。

こんな時、あなたや相手の「心理ポジション」が関係しているかもしれません

心の状態

日常生活を送る上で、心の状態が全く変わらないという事は少ないと思います。

楽しくなったり、悲しくなったり、イライラしたり、気持ちは日常のふとした瞬間に勝手に動いています。

しかし、この心の状態は人によって、「なりやすい状態」というその人にとって基本の心の状態があると言われています。その人によってなりやすい基本の心の状態の事を、交流分析という心理学では、「心理ポジション」と呼んでいます。

 

4つのポジション

この心理ポジションは4つに分けられると言われています。

 

I,am NOT OK. You are OK

急な英語ですみません^^;

この状態は、「自己否定、他者肯定」のポジションです。問題や、コミュニケーションにおいて自分を置いておいても相手を優先する考え方です。

「本当は嫌なんだけど、断れないから引き受ける」

「問題が起こったとき、自分がダメなんだと決めつけてしまう」

こんな状態です。このポジションは日本の文化に近い部分があり、比較的多くの方が入りやすいポジションになります。

 

I,am OK. You are OK

このポジションは「自己肯定、他者肯定」のポジションです。自分も大切にするし、相手も大切にするという考え方のポジションです。

「自分の感情は素直に伝える。しかし相手をないがしろにしない」

「問題が起きても攻撃、逃避などはせず、自分と相手を尊重しながら話し合える」

このポジションは、コミュニケーションを築く上で、一番望ましいと言われるポジションです。また、自分を大切にするという意味でも一番好ましいと言えるでしょう。

アサーショントレーニングでは、このポジションを目指します。このポジションにいることで、アサーティブなコミュニケーションが可能になってきます。

 

I,am Not OK. You are Not OK

「自己否定、他者否定」のポジションです。このポジションは相手も自分もダメだと決めつけやすいポジションになります

「問題が起こると相手のせいにする。しかし、自分も何もできないと思い込む」

このポジションは、虚無感、無力感など、無気力の状態に入りやすくなってしまう傾向があります。

 

I,am OK. You are Not OK

こちらは「自己肯定、他者否定」のポジションです。

「自分が正しい。間違っているのは相手」

「自分の意見に従わないのはおかしい。」

そんなポジションです。このポジションは、高圧的なコミュニケーションをとってしまったり、他人の意見を聴くことができなくなってしまいがちでsす。

 

その時、その場によって動くポジション

人によって「なりやすいポジションがある」と言われていますが、それでもその場、その時、その状況によって人の心は色々なポジションに移動していると思われます。

何か嬉しいことがあったり、心に余裕を持てる状態の場合は、「自己肯定、他者肯定」のポジションに行く方も多いと思います。

しかし、嫌なことがあったり、忙しかったり、余裕がないような状態だと、ついついイライラしてしまって「自己肯定、他者否定」のポジションにいってしまったり、ミスをして怒られたりすると「自己否定、他者肯定」のポジションにに行ってしまったりもします。

このように、人によっていきやすいポジションはあっても、その状態は動き続けるのです。

 

意志によってポジションを動かせる

ポジションは動きます。つまり、一番大切なことは、自分の意志やトレーニングによって、望むポジションに心を持っていくことができるという事です。

「ついつい強くあたってしまって、後で後悔をする」

「感情を伝えられず抱え込んでしまってストレスがつらい」

こんな状態だったとしても、この心理ポジションを変えることができ、理想の自分に近づくことができるのです。

 

「自分を変えたい」

「理想の自分になりたい」

そんな時は、現在の心理ポジションを知り、そのポジションを動かすトレーニングを行う事で、目標を達成できるかもしれませんね!