『自律』って言葉としては結構聞くことが多いですし、使う事も多いと思います。

では、心理学的な考え方の自律とはどんなことを指すのでしょうか?今日はそんな「自律とは何か?」というお話です。

交流分析の提唱者、エリック・バーン氏の述べている自律についてお話します

 

自律性の達成。自律的に生きる

「自分自身が本来持っている能力を知り、その能力を発揮することを妨げている要因を取り除き、本当の自分の能力を発揮しながら生きること」

自律性を達成し、自律的に生きるという事は、自分の本来持っている能力を使うという事なんですね。

私たちは日々の生活において、無意識のうちに自分の能力に制限をかけてしまうことが多くあります。

また、幼いころからの生活でできたフィルターを通して物事を判断してしまいます。

このようなことが、自分自身本来の能力を妨げている可能性があるという事ですね。自律的に生きるということは、自分の能力の発揮を妨げている要因を取り除くことでもあるのです。

 

自律の考え方

自律的に生きることは、「自分の生き方は自分で選ぶ」という事です。エリックバーン氏はこのようなことも述べています。

 

自律的な人間は……

①自分が源であることに気が付いている

②上手くいかない時、人や環境のせいにしない。(自分が源である)

③他人を操作しようとしない。変えたりしようとしない。

④自分の感情、思考、行動に責任を取ることができる

⑤過去を後悔することなく、「今、この瞬間」を精一杯生きる

⑥代償を求めずに生きることができる

 

自律的な人間は、人生が一度しかないことを知っています。そのため、過去を後悔したり、未来を心配することなく、一瞬一瞬を大切に生きています。

 

過去や未来ではなく今を生きるという事

いかがだったでしょうか?

交流分析提唱者、エリックバーン氏の言う「自律」は上記の通りですが、私が個人的に好きで一番影響を受けている部分が、「今、この瞬間を精一杯生きる」という部分です。

不安や後悔は、生きていく上で必ず出てくるものだと思います。正直に言うと私は毎日、不安を感じたり、後悔をしています(笑)

しかし、不安というものは未来にあり、後悔は過去にあります。どちらも、現在である、「今この瞬間」に起きていることではないのです。

過ぎてしまったことに後悔をし、まだ起きていないようなことに不安を感じる……。そして今現在が辛くなってしまう。これでは少し今現在がもったいない気がしませんか?

そんな、エリックバーン氏の自律の考え方は、心や行動を変える良い言葉だと思っています。